撮影対象に対して、どのようにアプローチを行なったか

写真の撮り方や現像の仕方には、その人の性格が表れる。

もっとも、こうした失敗が起こるのも、絞りからシャッタースピード、ピント合わせまで自分で決めるカメラならばこそで、すべてがオートマティックの、いわゆる全自動カメラに頼っていてはできない芸当だともいえます。そう考えると、一見、便利この上ない全自動カメラも、ある意味では、適正露出でしか写せない、機能が狭くて不便なカメラだともいえそうです。なんだかマニュアルカメラ礼賛になってしまいましたが、手軽な全自動カメラで写真を撮る楽しみに目覚めたら、もうワンランク上を目指すのは自然の成りゆきです。

なにもクラシックカメラに大枚を投じなくても、フルオートでも、一眼レフカメラにはたいていマニュアル露出装置がついているので、たまには手動にして撮ってみてはいかがですか。べ夕焼き、おそるべし。ここで少し、出版社での写真選びの現場について述べてみます。撮影取材を終えて社に戻ると、白黒フィルムならできるだけ早く現像し、ベタ焼きと呼ばれるコンタクトプリントをつくります。

カラーリバーサルであれば現像所に出します。36枚撮りのフィルムなら一スリーブに六コマずつ、六本のポジフィルムが上がってきます。ここからが写真選びの勝負どころです。四倍のルーペでのぞきながら、使用目的にもっとも合っていると思われる写真に、ダーマト(写真用の色鉛筆)で印をつけてゆきます。人物写真であれば、まずピントが合っていない、ブレている、表情がよくないものから落としてゆきます。次に、背景とのつり合いが悪いもの、全体のバランスがよくないもの、そして最後に、何となく気に入らないものを落とします。


カラープリントはとてもデリケートで、太陽光や、蛍光灯の直射光でも褪色します。高温や湿気も大敵です。撮影済みのフィルムも、プリント同様、少しサボるとすぐにたまってしまいます。いちばん困るのは何を撮ったかわからないときで、急にネガが必要になったときにひと苦労します。

現像の終わったフィルムは、ネガカバーの上に撮影年月日と内容をできるだけ詳しく書き、通し番号を打っておくと、のちのち便利です。撮影済みのフィルムを破損やキズ、湿気によるカビから保護するために、専用のアルバムや除湿装置のついたスチール製キャビネットも発売されていますが、筆者はフィルムケースと同じ幅の四角いお菓子の空き罐に、シリカゲルの袋を入れて使っています。

最新情報
2014/01/02 オススメ記事を更新しました。
2013/12/29 新着記事を更新しました。
2013/12/28 気に入らない写真を更新しました。
2013/12/25 カラーネガフィルムを更新しました。
2013/12/23 撮りためてきた写真を更新しました。
2013/12/21 ヒット・アンド・アウェイを更新しました。
2013/12/20 写真の撮り方や現像の仕方には、その人の性格が表れる。を更新しました。
2013/12/17 ホームページをリニューアルしました。

今得サイト
CAPAカメラネット富士フイルムカメラ日和
カメラ好きによるカメラ好きのためのポータルサイトです。特別企画なども開催しています。XシリーズやFinePixで有名な富士フイルムです。昔からの製造メーカーで安心したブランド感があります。はじめてのカメラ選びや揃えておきたいアイテムなどを丁寧に紹介。初心者カメラマン必須の雑誌です。